自由に育てるのと、放任主義で育てるのとでは、天と地の違いがあります。自由ということばの中には必ず責任が伴います。この責任は親だけでなく子どもも責任ある態度をとらねばなりません。また自由に育てるには愛情をたっぷり注ぐことが必要です。しかし放任主義で育てている家庭を見ていると、責任のとり方があやふやで、ほとんど子に対する愛情などは見られません。放任主義で育てている家庭の子どもが塾に来ると、成績が伸びるということはまずなく、むしろ低下してしまいます。このような家庭は、「塾に入れとけば何とかなる」という考えで、塾に入れっぱなしになっていますから、塾のことにはあまり関心がないのが実情です。塾は子どもの「お守り」をするところぐらいにしか思っていません。遅刻してきても平気、宿題をわすれてきても平気、そのような態度で塾に来ても何のプラスにもなりません。このことを個人面談で話すと、放任主義の親からはだいたい次のようなことばが返ってきます。「うちでは子どもを信頼して、本人のやりたいようにさせています。あまり親がうるさく話していろいろ禁止しても、反抗するだけで話を聞かないし、本人の自由にさせています。何かあったら、それは本人が悪いのですから、親としては知りません」親の子どもに対する真の愛情などは全然見受けられません。放任主義の場合は、親も子も塾の利用が下手ですから、当然成績向上も望めません。このような子は何の目的も持たずに塾に入ってくるため、また親の励ましもないため、たいてい長続きしません。こんな生徒は、ある意味では、塾が最後の行き場となっていますから、もし塾をやめるとしたら、非行に走る可能性が大きいといえます。親に相手にされないために寂しさを感じている年ごろの中学生は、大人に反抗することが唯一の自己表現になってしまうことが多いようです。
[参考教育サイト]
個別指導の四谷学院
http://yotsuyagakuin-kobetsu.com/