雇用への影響

2011.06.14

ITの進展は、金融業や流通業などで営業マンの過剰をもたらしますし、既存の企業でも中間管理職の中抜き現象が進むなど、雇用面の不安定が増大します。この問題は、ITによる新産業の増加によって雇用が増大することで解決されることが期待されていますが、タイム・ラグやミスマッチの問題が残ります。新体制に適応できない人々はデジタル・デバイドに苦しみ、情報弱者やデジタル窓際族の発生といった問題が生じます。【デジタル・デバイド】(digitaldivide)「デジタル(情報)格差」……ITに対応できる技術を持っている人と、持っていない人との間の「格差」のこと。アメリカの例では、学歴の差、所得の差、都市と田舎の差、人種の差などで情報の格差が生じており、この格差がますます拡大する傾向か指摘されている。日本でもIT技術者の不足から、海外からの技術者の就労が増大することが予想されている反面、日本国民でも単純労働しかできない層の雇用機会が減少する危惧がある。

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