コインパーキングと駐車場問題

2011.06.27

所在地があり、登録ナンバーがある車は、戸籍をもっているのと同じことだ。専門家はこれを、「商売の観点からいうなら、第三の性と考えることができます。男性、女性、そして車。いずれも戸籍をもっている。車も人間と同じなのです。さて、日本人の人口が一億二〇〇〇万人。このうち実際に社会的活動をしているのが四割として、四八〇〇万人。ところが、車は六五〇〇万台すべてが、社会的活動に従事しているとみなせます。この第三の性をターゲットとする商売は、マイナーであるはずがない」と、とらえている。そして、この車を、六五〇〇万(台)×四(力所)=二億六〇〇〇万力所の駐車場を必要とする放蕩息子と表現する。自らが、車で収入を得る商売をしているだけに、愛情の逆説的表現ととらえることができよう。生活を機能的にする、エンジョイするための道具が、いつの間にか人間がコントロールできないほどの、いわば擬似人格的な要素をもつようになった。SF映画のパターンではないが、さながら命令を無視するロボット、暴走するコンピューターと同じである。公害をまき散らし、環境を破壊しながら走る凶器。年間一万人の死者をだす道具を、果たして文明の利器といっていいのか。「これを制御できないメーカー、企業を実業といっていいのかどうか……。電気自動車などへの代替も、真剣味に乏しい気がします。なぜなら、それを進めれば、従来の技術面における付加価値が、一瞬にしてなくなるからです。功罪のバランスを考えるなら、自動車メーカーは、もっと積極的に駐車場問題に取り組まなければなりません」いまはコンピューター産業が台頭しているが、少し前までは、四人に一人が車産業に携わっていた国なのである。

コインパーキングの詳細
http://www.ypark.co.jp/
駐車場メンテナンスサービスの詳細
http://www.sanko-c.jp/