食べることが大好きなはずの太った人に限って、「朝食は食べません。だって、食べたくないんたもの」とよくいいます。別に無理をしているわけではなく、ほんとうに朝は食欲がないとのこと。でも、朝食抜きをいくら続けても、まったくヤセてはいません。しかし、よくよく話を聞いてみると、こういう人に共通することがあるのがわかりました。それは、「夜更かし」。もちろん、遅くまで起きているだけだったら、ヤセこそすれ太るはずはありません。太る原因はやはり夜食です。遅くまでテレビを見たり、ファミコンに熱中しながら、何も食べずに起きている人はそうはいません。太っている人ならなおさらです。こうした夜食が原因で太る人は多く、「夜食症候群」などと呼ばれています。ダイエットが挫折する原因の一つに、耐えられないような空腹感、特に深夜の空腹感があります。夜、みんなが寝静まったあと、勉強や仕事のために空腹をこらえて起きているのに、ダイエットのためには何も食べてはいけないなんて1そう考えると腹が立って、つい冷蔵庫にあるものをムシャムシャ食べてしまった1こんなケースが多いのです。よく、「寝る2時間前からは何も食べないほうがいい」といいます。体にとって夜は休息の時間。眠っている間は副交感神経がはたらいて、脂肪合成を盛んにし、次の日のエネルギー源にするのです。このため、寝る前に食べたものは、ほとんどが脂肪として体にためこまれてしまいます。ところが、理屈ではわかっているのですが、あの空腹感は耐えられない、これなら太っていた方がいい、と、みなさん食べてしまうのです。