化粧品メーカーは「次々に新しいものを提案しないと売れない」と考えています。でも、私たちは、自分にとってどれが必要かを見極めていかないといけません。ふつう使われている頬紅は固形で、吸い込むと発ガン性かおるといわれるタルクが80%も含まれています。ただし、頬紅による皮膚障害の報告は最近あまりありません。これは、たくさんのエイジングケア化粧品をつけすぎて、原因の特定ができにくくなっているためではないかと思われます。皮膚障害は、エイジングケア化粧品を重ねるほど起きやすいといわれているからです。ある42歳の女性は、87年ごろから両頬にかゆみをともなう黒褐色の色素沈着ができ、90年に黒皮症の疑いで名古屋大学医学部皮膚科へ行ったところ、10年間にわたって使い続けた頬紅による黒皮症と診断されました。
[参考]
プロの手による極上エイジングケア
http://www.pola.co.jp/agingcare/
頬紅の香料のアレルギーが原因でした。黒皮症は色素沈着が深部にまでおよぶため、とても治りにくいうえ、通常のシミと違って汚い色なので、精神的にもつらいものがあります。必ず炎症が先に起こるので、かゆくなったり、赤くなったりしたときに使用を中止するなり、医者に行けば、防げます。