ヘアといえば毛の全般をさす言葉

2011.04.06

ヘアといえば毛の全般をさす言葉だが、日本では最近、下の毛、つまりアンダー・ヘア、ピュービック・ヘア、要するにインモウの露出しているヌード写真のことを総称して「ヘア・ヌード」という言葉が一般化してしまった感じがある。うるさい評論家として有名な呉智英氏は以前、ヘア・ヌード解禁に関して意見を求められて、「なぜヘアなどという言葉を使って本質をぼかすのか。陰毛といえばいいではないか」と発言した。お説はもっともであるが、これが仮に「陰毛ヌード」というネーミングであった場合、アイドルスターたちがこうも続々と脱いでくれるかどうか、きわめて疑問の残るところである。ヘアという言葉で本質をぼやかしているからこそ、モデルたちが羞恥心を感じないですむのである。思えば日本人はこういうふうに、直接そのものズバリをささずにボヤかしてものごとを表現する名人なのであった。
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